フェラーリ V12チリンドリ《photo by Ferrari》

フェラーリ(Ferrari)は5月3日、自然吸気V12気筒エンジンをフロントミッドに搭載した2シーター・ベルリネッタ『12Cilindri』と、そのトップレスバージョン『12Cilindri Spider』を発表した。

12Cilindriはイタリア語で12気筒を意味し、その名の通りV型12気筒エンジンを搭載しV12を搭載したフェラーリとしては『812スーパーファスト』の後継モデルにあたる。

フェラーリはこの『12Cilindri』を「For the Few=ひと握りの人のために作られたモデル」と謳い、その比類なきパフォーマンスとハンドリングを洗練された彫刻的なデザインと共に提供する。『12Cilindri』の魂ともいえるエンジンは、前型に搭載された「F140HB」に改良を加えた「F140HD」が搭載される。『エンツォ』に初めて搭載されたF140系エンジンは以降改良が加えられ、6496ccの65° V12型は最高出力830ps 、最大トルク678 Nmを発揮する。このエンジンの特徴はその最大出力もさることながら、最大トルクの80%が2500rpmで発揮されることだ。低回転から発揮される強大なトルクはレッドラインである9500rpmまで途切れることない加速感をもたらす。

全長4733mm×全幅2176mm×全高1292mm、ホイールベース2700mmのボディはアルミスペースフレームを採用し、各部部品の高精度化や高剛性化により812スーパーファスト比で15%の捻れ剛性向上を果たしている。

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