シトロエンが、全く新しい小型クロスオーバーセダンを開発中であることが発覚した。その名は『C3 X』。スクープ版が激写したプロトタイプの写真とともに、その実態に迫る。
この新型モデルは、ステランティスの「CMP」モジュラープラットフォームに基づいて製造される、シトロエンにとって3番目のモデルとなる。同社関係者によると、C3 XはセダンタイプながらファストバックスタイルとSUVのような高い地上高を備えているといい、日本でも販売されている『C5 X』に似たシルエットが特徴となりそうだ。
プロトタイプはCピラー以降がバンのようのカモフラージュされていて、その全貌を見ることはできない。しかしここまで隠すからには、斬新なデザインがその下に存在すると予想される。現時点でもセダンと呼ぶには車高が高いことがわかる。大径ホイール、フェンダーアーチなど、SUVらしい要素が数多く盛り込まれる可能性も高い。C3 Xの全長は約4.30〜4.40mと予想され、ホイールベースは兄弟車となる『C3エアクロス』と共通になるかもしれない。
インテリアには、フルデジタルインストルメントクラスター、10インチのインフォテインメントシステム、ダッシュボード、ステアリングホイール、座席HVACコントロールなど、こちらもC3エアクロスとの共通点が多く見られるだろう。
パワートレインは、最高出力は110psを発揮する1.2リットル「PureTech」直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。マニュアルまたはオートマチックが用意される。『eC3』のEVパワートレインを流用した電動バージョンの登場も期待できる。
かなり斬新なモデルとなりそうなC3 X。当初、2024年半ばにデビューすると予想されていたが、最新の報道では遅れが生じていると伝えられる。電動バージョンの登場は2025年か。
クロスオーバーでセダン? シトロエンがまた斬新モデルを開発中!『C3 X』とは一体何者なのか
2024年02月17日(土) 17時00分
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