マクニカ、CES 2024で次世代モビリティソリューションを展示《写真提供 マクニカ》

マクニカは、2024年1月に米国ラスベガスで開催される「CES 2024」に出展すると発表した。ドライビングシミュレータを活用したモビリティソリューションのデモンストレーションや、ラスベガスから日本にある車両への遠隔操作デモンストレーションを行う。

近年、脱炭素社会の実現に向け、世界中で電気自動車(EV)へのシフトが加速している。その一方で、自動車の安全性向上も求められており、そのための技術開発が進められている。マクニカは、自動運転EVバスの社会実装や、ドライバーの脳波を測定・検知することでリアルタイムに車の制御を行う運転支援技術の可能性に注目し、新規事業の開発に取り組んでいる。

出展内容としては、ドライバー・同乗者の感情・認知状態を解析しデータを可視化する「Sense Plusソリューション」、多種多様なモビリティを遠隔地からリアルタイムに運行管理・遠隔操作する「everfleetソリューション」、自動車開発のデータ計測時におけるさまざまな課題を解決する「Automotive Proソリューション」、そして「ファースト&ラストワンマイル」をコンセプトに自動運転の実用化を支援する「GAMA(旧NAVYA)レベル4自動運転EVバス」のコンセプトが展示される。

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱うサービス・ソリューションカンパニー。世界23か国/地域81拠点で事業を展開し、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けている。