メルセデス・ベンツ日本は11月15日、フラッグシップセダン『Sクラス』の最高峰プラグインハイブリッドモデル、メルセデスAMG『S63 Eパフォーマンス』の販売を開始した。価格は3576万円より。
フロントデザインでは、縦ルーバーをあしらったAMG専用フロントグリル、ボンネットのAMGエンブレム、ジェットウィングデザインのフロントエプロンを備え、洗練された力強さを演出する。伸びやかなサイドデザインは大径アルミホイールとフロントフェンダーの「V8 BITURBO E PERFORMANCE」バッジが究極のパフォーマンスを予感。リアデザインは角形のデュアルツインのエグゾーストエンド、ディフューザーデザインのリアエプロンが、圧倒的な高性能を印象づける。
インテリアでは、優れた座り心地を実現するダイヤモンドステッチ入りのナッパレザーシート、操作性に優れるAMGパフォーマンスステアリング、AMGハイブリッド仕様ディスプレイを装備。ダッシュボードやドアトリムなどにナッパレザーをあしらったフルレザー仕様とし、スポーティでラグジュアリーな空間を創り上げている。
駆動システムは、最高出力612ps/最大トルク900Nmを発生する4リットルV8ツインターボエンジン、最高出力190ps交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(13.1kWh)、AMGスピードシフトMCT9、四輪駆動システム「4MATIC+」の組み合わせ。最大システム出力は802ps、最大システムトルク1430Nm以上を発生。0-100km/h加速3.3秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮する。モーターはリアアクスルに搭載。電動シフト式2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッドスリップデフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめ、航続距離37kmと実用的なレベルを確保している。
足回りでは、セルフレベリング機構付きマルチチャンバーエアサスペンションに電子制御アダプティブダンパーを組み合わせたAMGライドコントロール+エアサスペンションを標準装備。優れた快適性とスポーティなドライビングダイナミクスを両立する。さらに最大3°まで動作するリアアクスルステアリングを採用。最大100km/hの速度域では前輪と逆方向に作動し、俊敏なターンインを実現。100km/hを超える高速域では前輪と同方向に作動。安定性にプラス効果をもたらす。
Sクラス最強モデル、メルセデスAMG『S63 Eパフォーマンス』発売…価格は3576万円より
2023年11月18日(土) 10時00分
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