VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

フォルクスワーゲン(VW)は主力モデルである『ゴルフ』ファミリーの改良に向け開発を進めているが、最強ワゴンの『ゴルフRヴァリアント』も例外ではない。8.5世代へと進化するゴルフRヴァリアントのプロトタイプを初スクープだ。

◆6MTは継続? フェイスリフトでの進化は
ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、白いテープやデカール(転写)、黒い偽装コンポーネントで細部を隠し、現行モデルを装っている。しかし、フロントエンドはLEDライトバーでつながったよりスリムなヘッドライトがのぞいている。「R」バッジはこれまでと同じ位置に配置されているが、グリルの厚みが若干スリムになっていることがわかる。

バンパーには、車幅全体にわたる2本の水平バーを備えた改良型インテークが装着される予定で、中央のセンサーの両側には角張ったアクセントが見てとれる。

後部は一見すると現行型と同じようだが、LEDテールライトの新グラフィックがデカールで隠されているほか、バンパーは新設計となる。円形のクワッドエキゾーストパイプはRモデルの証だ。

キャビン内は『ID.7』や『パサートヴァリアント』と共通の最大15インチのディスプレイが搭載される可能性がある。タブレット型のタッチスクリーンはデジタルインストルメントクラスターと同じ高さに取り付けられるだろう。新世代VWのコックピットがこのフェイスリフトモデルから利用できるようになる。

現行型のパワートレインは2.0リットル直列4気筒ターボエンジンで、最高出力は320ps、最大トルク400Nmを発揮。6速マニュアルまたは7速DSGトランスミッションが選択可能で、全輪駆動の4MOTIONが標準だ。スペックのアップデートに注目されるが、「Rパフォーマンス」レベルの330psへ向上する可能性も噂されている。

また2024年モデルでは、このRだけでなく、GTIも含めて6速マニュアルの廃止が囁かれているが、ユーロ7排ガス規制の緩和により存続の可能性も浮上しているようだ。

改良新型は2024年内にデビュー予定で、内燃機関を搭載した最後のRになる。GTIとともにフルエレクトリック時代にもブランドが継承されることが約束されているものの、プレミア化は必至といったところだろう。

VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 VW ゴルフR ヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》