アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

アルピーヌの新型EVホットハッチとして登場が予告されている『A290_β(ベータ)』。その市販モデルの姿がいよいよアンベールされつつある。新時代のアルピーヌは我々に何を見せてくれるのか? プロトタイプを初スクープだ。

市販時には『A290』として登場するであろうこのモデルは、EVとして復活したルノー『5(サンク)』をベースとしており、BEV用プラットフォーム「CMF-BEV」を採用する。シングルモーターと53kWhバッテリーパックを組み合わせ、2つの電動パワートレインが用意される。エントリーレベルでは最高出力218ps、最も強力なモデルでは同270psを発揮すると予想され、どちらのバージョンも前輪駆動となる。

◆新時代のEVホットハッチ、登場時期は?
プロトタイプは分厚いカモフラージュで隅々まで覆われているが、ボディがローダウンされ、アグレッシブなバンパー、幅の広いフェンダーが装着されているのが確認できる。またボンネットにはスポイラーやカナードというより“土手”という言葉がふさわしいようなコンポーネントが4箇所に装着されているが、これは偽装のためのパーツと見るのが正解だろう。

コンセプトモデルは3ドア風の5ドアだったが、プロトタイプでははっきりとリアドアのノブが見えている。足回りはコンセプトモデルとほぼ同じ形状の、中央に四角いカットが入ったホイールを装着。タイヤサイズはコンセプトモデルの20インチよりは縮小されているはずだ。

キャビンはこのプロトタイプから明らかなように、コンセプトで中央にあった運転席は、量産モデルでは市場に応じてステアリングホイールが左側または右側にある伝統的なレイアウトになる。それにより、3人乗りから5人乗りへと変更される。助手席にディスプレイが見えるが、これは開発用の機材だ。

アルピーヌA290市販型のワールドプレミアは2024年後半と予想される。価格は5万ドル(約736万円)と、ルノー5の2万7000ドル(390万円)より大幅に高くなる見込みだが、日本市場導入の動きも見られるという.これまでもアルピーヌ『A110』やルノースポールモデルは日本のファンの心を掴んできた。EV時代のアルピーヌはどう受け入れられるのか、注目だ。

アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》