D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》

8月26日、27日に「グランツーリスモD1グランプリシリーズ(D1GP)」のシリーズ第5戦と第6戦が、福島県のエビスサーキット・西コースで開催された。全て終わった結果を振り返ると、エビス戦を完全制覇したのはトーヨータイヤ プロクセス「R888RD」を装着する車両だった。

トーヨータイヤのワークスチームであるTeam TOYO TIRES DRIFTからは#88川畑 真人選手、#66藤野 秀之選手、トーヨータイヤのブランドカラーである青色を纏った2台のトヨタ『GR86』で出場。またサポート車両として+LenoRacing watanabeの#77松山 北斗選手、TEAM RE雨宮 マツモトキヨシ APAの松井有紀夫選手

第5戦はチームトーヨータイヤドリフトが単走・追走共に制覇
第5戦の練習走行では藤野のGR86にトラブルが発生。スロットル系のトラブルにより本調子ではなかったが、応急修理をしながら本走行に挑む形となった。D1ライツと併催となった本ラウンドでは、練習から本番走行の間で路面状況が変化し対応を迫られたものの、藤野が単走を優勝してトップ通過。川畑も単走4位で追走トーナメントへ進んだ。

続く追走トーナメントでは単走で上位成績を収めた選手が順当に勝ち上がり、川畑が決勝へ進出。決勝ではRepairCreate × 326Powerの村上 満選手と対決し、勝利を収めた。

川畑は通算18回目の優勝を記録し、歴代最多優勝ドライバーとなる記念すべき勝利となった。これにより第5戦はTeam TOYO TIRES DRIFTが単走・追走共に制覇。チームシリーズランキングでは3位に浮上し、エビスラウンドを折り返した。

天候に翻弄された第6戦、同門対決を制し藤野選手が優勝でランキング首位に
エビスラウンド2日目となる第6戦では路面がドライからややウェットになり、ドライバーらは苦戦を強いられた。単走でトップを獲得したのはトヨタ『GR スープラ』を駆る松山。同車輛もトーヨータイヤを装着したマシンであり、ボディには青地に“TOYO TIRES”の文字が映える。

単走で2位通過となった藤野は、第5戦に続いて決勝で再び松山と対戦。トーヨータイヤの同門対決となった追走トーナメント決勝では、藤野が制し逆転優勝を果たす。

第6戦においてもチーム優勝を飾ったTeam TOYO TIRES DRIFTは、エビスで圧倒的な追い上げを見せ、藤野選手がドライバーズランキング1位、チームランキングでも首位に立った。次戦は10月28日、29日にオートポリスで第7戦・第8戦が行われる。このまま首位を維持できるかはたまた他チームが躍動するのか、引き続き目が離せない。

2023年チームシリーズランキング 第6戦終了時点 (ラウンド4からの増加ポイント)
1位 TEAM TOYO TIRES DRIFT:72pt(+52)
2位 +LenoRacing watanabe:67pt(+26)
3位 SHIBATIRE RACING:55pt(+16)
4位 D-MAX RACING TEAM:54pt(+9)
5位 SHIBATIRE RACING SEIMI STYLE D:41pt(+21)

D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》 D1GP Rd.5&6 エビス《写真提供 TOYOTIRE》