日産 キックス 次期型(予想CG)《APOLLO NEWS SERVICE》

日産は現在、コンパクトSUV『キックス』次期型の開発に着手しているが、その市販デザインを大予想した。

◆新世代プラットフォームでボディ拡大
第2世代となる現行型は、日本の「日産グローバルデザインセンター(NGDC)」、米国「日産デザインアメリカ(NDA)」、そしてブラジルの「日産デザインアメリカ・リオ(NDA-R)」の3部門による共同で開発され、2016年に発売。日本では、2020年に「e-POWER」を搭載した改良新型が導入されている。

次期型では新世代プラットフォームを採用し、全長を20mm、全幅は5mm、全高を20mm延長するなど、ボディが拡大される予定だという。キャビン内では、デザインや仕様を新設計。デジタルインストルメントクラスターと最新のインフォテインメントソフトウェアにアップデートされ、ダッシュボードやセンターコンソールのレイアウトも刷新される。

パワートレインは、1.2リットル直列3気筒+電気モーターの「e-POWER」最新世代と、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン(海外仕様)のラインナップが予想される。

◆最新VモーションフェイスでクーペSUV風に?
そしてエクステリアデザインだ。最新情報をもとに予想CGを作成した。まず最も特徴的なフロントマスクは、『アリア』や新型『セレナ』の流れを汲み、二段式ヘッドライトも組み込んだ最新のVモーションフェイスとなる。ライト上段は3連プロジェクター、下段にはラインLEDとポジショニングライトを組み合わせる。

コンパクトながら筋肉質なイメージはそのままに、直線的なシルエットからクーペSUVのような丸みを帯びたシルエットに変化する。このあたりの造形は『ノート』や『ノートオーラ』の意匠をとり入れたものとなることが予想される。細かい部分ではサイドミラーはボディ側に配置され、リアエンドにはルーフスポイラーを装着、LEDテールライトもシンプル&クリーンな造形となるだろう。

現行モデルの販売台数は、直近で月販1000台程度でトヨタ『C-HR』やダイハツ『ロッキー』との接戦となっている。トヨタ『ライズ』や日産『ノート』が同5000台レベルであることを考えると、次期型の投入で息を吹き返す可能性は高い。次期型キックスののワールドプレミアは、2025年と予想されている。

日産 キックス 次期型(予想CG)《APOLLO NEWS SERVICE》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス の2023年モデル(米国仕様)《photo by Nissan》