BMWモトラッド(BMW Motorrad)は7月7日、ライダー向けの「コネクテッドライド・スマートグラス」を欧州で発表した。
このモーターサイクル用スマートグラスは、自動車で実用化されているヘッドアップディスプレイテクノロジーを導入したものだ。速度やギアなどのデータを、ライダーの視界にリアルタイムで直接映し出すことで、より安全なライディングを支援する。
コネクテッドライド・スマートグラスは、Bluetoothやアプリを通じて、スマートフォンと簡単に接続できる。投影する位置や設定は、走行前だけでなく、走行中もモーターサイクルのハンドルのマルチコントローラーで選択することができる。
コネクテッドライド・スマートグラスとディスプレイのデザインは、ライダーのニーズに対応するように設計されている。さらに、さまざまなヘルメットや顔の形に合わせることができる。リチウムイオンバッテリーが搭載されており、最大10時間利用できる。
フレームには、2組のUVA/UVB認定レンズが付属する。ひとつは85%透明で、サンバイザー一体型のヘルメットに使用できる。もうひとつは着色レンズで、スマートグラスをサングラスに変身させるという。また、眼鏡をかけているユーザーのために、RXアダプターも用意されている。
希望小売価格は690ユーロ(約10万8000円)。
二輪ライダー向け「スマートグラス」をBMWが発表、価格は10.8万円 日本導入は?
2023年07月16日(日) 15時00分
関連ニュース
- BMW『M3 CSツーリング』はさらに顔が変わる!? スーパーワゴンの頂点、限定台数はどうなる (05月01日 15時31分)
- BMW 4シリーズ グランクーペ が新フェイスに、改良新型を発表…北京モーターショー2024 (05月01日 07時30分)
- 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁 (04月27日 21時00分)
- 横浜ゴムの「ADVAN Sport V107」がBMW X7&XMの新車装着タイヤに採用 (04月27日 10時00分)
- BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化 (04月26日 10時30分)