メルセデス・ベンツ日本は7月4日、メルセデスベンツ『Cクラス』および『Sクラス』14車種について、、衝突被害軽減ブレーキに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2020年7月19日から2023年6月5日に輸入された1万1713台。
対象車種は、衝突被害軽減ブレーキが特定の状況で過敏に反応する制御プログラムとなっているため、路上の建設物等を衝突対象としてシステムが誤検知することがある。そのため、障害物の接近を知らせる警報とともに、意図しないところで衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがある。
改善措置として、全車両、運転支援システムコントロールユニットの制御プログラムを改良したプログラムに書き換える。
不具合は23件発生、事故は起きていない。ドイツ本社からの情報および市場からの報告により改善対策を届け出た。
対象車種
Cクラス
C180、C180ステーションワゴン、C200 4MATIC、C200、C200ステーションワゴン、C220d、C220dステーションワゴン、C220d 4MATICオールテレイン
Sクラス
S400d 4MATIC、S500 4MATIC、S580 4MATIC、S580e 4MATIC、メルセデス・マイバッハS580 4MATIC、メルセデス・マイバッハS680 4MATIC
自動ブレーキ誤作動、メルセデスベンツ CクラスとSクラス 1万1000台に改善対策
2023年07月04日(火) 20時15分
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