アルピーヌ A110 R ルマン《photo by Alpine》

アルピーヌは6月7日、ルマン24時間レースの100周年を記念して、高性能ミッドシップ2ドアクーペ『A110 R ルマン』(Alpine A110 R Le Mans)をフランス本国で発表した。100台限定で、価格は14万ユーロ(約2100万円)だ。

A110 R ルマンには、ホワイトとブルーの専用カラーリングを採用した。これは、ルマンのシンボルカラーへのオマージュという。「ブルーe」の細いダブルラインが、カーボンエレメントを覆う。また、バケットシートやカーボン製リアウィンドウのシャークフィンなど、耐久レースをモチーフとした装備も特徴だ。

アルピーヌが特許を取得したRoad(標準の車高)とTrack(標準マイナス10mmの車高)の2段階の車高調整機構(シム)を装備する。Trackに設定すると、車高が10mm下がるとともに、スプリング剛性が5%上がり、サーキットでの安定性をさらに追求している。

『A110 R』がベースだ。1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300ps、最大トルク34.7kgmを発生する。最大トルクは2400〜6000rpmで引き出される。車両重量は1082kg。0〜100km/h加速3.9秒、最高速285km/hの性能を可能にしている。

アルピーヌ A110 R ルマン《photo by Alpine》 アルピーヌ A110 R ルマン《photo by Alpine》 アルピーヌ A110 R ルマン《photo by Alpine》 アルピーヌ A110 R ルマン《photo by Alpine》