メルセデス AMG GT S E Performance プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスAMGが開発中の高性能2ドアスポーツクーペ『GTクーペ』改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

新設計されるAMG GTクーペは、弟分『SL』の影響を強く受けると見られている。最新プロトタイプではその最終デザインがこれまでで最も識別できる。

フロントエンドはグリルが拡大され、ヘッドライトはよりなめらかなアウトラインに。その上部にはシャープなLEDデイタイムランニングライトが1本走っている。またバンパーには垂直エアカーテンとフロントスプリッターを装備。より複雑に吸気口が分割されており、先代よりかなり凶暴な顔つきだ。

側面では、メタリックなアクセントの付いた独特のフロントフェンダーベントが配置されている。リアエンドではスリムなLEDテールライト、固定式リアウィングを装備しているほか、四角いクワッドエキゾーストパイプの間には、これまでのプロトタイプよりアグレッシブなディフューザーが見てとれることから、「S E パフォーマンス」の可能性が高いと見られる。

このプロトタイプが「GT 63 S E パフォーマンス」の場合、ボンネットの下には4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン+モーターを搭載するはずだ。おそらく最大204psの電気モーターがリアアスクルに作用、システム合計の最高出力は843ps、最大トルク1470Nmを叩き出すだろう。4ドア版は、車重5247ポンド(2380kg)と重量級だが、0-96km/h加速にわずか2.9秒で到達する俊足だ。500ポンド(227kg)軽量化されたGTクーペがその数値を超えてくることは想像に難くない。

そのほかのモデルでは、最高出力476ps、最大トルク699Nmを発揮する「GT 55」、最高出力585ps、最大トルク799Nmへと向上する「GT 63」がラインアップ。前者は0-96km/h加速3.8秒、後者は3.5秒の動力パフォーマンスを持つ。

キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、11.9インチのインフォテインメントシステム、指紋リーダーを使用してドライバーを認識し、好みの車両設定をロードする生体認証技術も搭載される予定となっている。またシートレイアウトは2+2が採用されるだろう。

ここ1年以上にわたりスクープされてきたAMG GT改良新型。ワールドプレミアは、今夏の終わりまでにはなされると予想される。

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