フォード・マスタング・マッハE とテスラ「スーパーチャージャー」《photo by Ford》

フォードモーター(Ford Motor)は5月25日、テスラと提携を結び、北米のフォードのEVユーザーが2024年から、テスラの急速充電ネットワーク「スーパーチャージャー」を利用できるようにする、と発表した。

2024年の初めから、フォードEVの顧客は、独自の「BlueOval Charge Network」の1万基以上のDC急速充電器に加えて、米国とカナダにある1万2000基以上のテスラのスーパーチャージャーを利用できるようになる予定だ。これにより、フォードのEVユーザーは、急速充電への前例のないアクセスを得ることができるようになるという。

電動SUV『マスタング・マッハE』、電動ピックアップトラック『F-150ライトニング』、商用EVバン『E-トランジット』の顧客は、アダプターとソフトウェアの統合により、テスラのスーパーチャージャーにアクセスできるようになる。「FordPass」または「Ford Pro Intelligence」による充電料金の決済も可能になる。

2025年、フォードは北米充電規格(NACS)コネクターを搭載した次世代EVを発売する計画だ。この新型EVでは、テスラのスーパーチャージャーにアクセスするためのアダプターを不要にする、としている。

フォード F-150 ライトニング とテスラ「スーパーチャージャー」《photo by Ford》 フォード・マスタング・マッハE とフォード F-150 ライトニング《photo by Ford》 フォード F-150 ライトニング と フォード・マスタング・マッハE《photo by Ford》 フォード・マスタング・マッハE とフォード F-150 ライトニング《photo by Ford》