EVベンチャーのフォロフライは、平ボディタイプのEV1トントラック『F1トラック』をスタンダード運輸(神奈川県海老名市)に納入。営業運行を開始したことを発表した。
フォロフライは京都大学発のEVベンチャーとして2021年8月に設立。国内では商品開発や設計に特化し、海外に生産を外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラック『F1バン』と『F1トラック』の開発・販売を実現した。ファーストモデルの『F1バン』は全国で導入が進んでいる。
今回、F1トラックを全国初納入。F1トラックは航続可能距離270km、最大積載量は普通運転免許で運転できる1150kg。フラットベッドやカーゴボディ等、荷台部分の汎用性が高く、冷蔵・冷凍などオリジナルで架装にも対応し、生鮮食品の配送や引っ越し、農作業等、商用EVの活用域を広げるモデルとして期待される。また、EVでありながらガソリン車と同等の低価格を実現。5年間あるいは12万kmまでのバッテリー保証も付帯する。
フォロフライでは今回の初納入を皮切りに、丸紅オートモーティブとの販売連携を深め、F1バンに続き、全国の物流企業への導入を加速させていく。
平ボディタイプの1トンEVトラック、全国初納車…フォロフライ
2023年05月19日(金) 13時30分
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