ダイムラー・トラック傘下のThomas Built BusesのEVスクールバス《photo by Thomas Built Buses》

ダイムラー・トラック(Daimler Truck)は5月21日、北米向けの次世代のEVスクールバスやラストマイル配送車両に、プロテラ(Proterra)の新型バッテリーを採用すると発表した。

2018年から、プロテラとダイムラー・トラックは、プロテラのバッテリー技術を活用して商用車の電動化を進めてきた。これまでに、プロテラの電池技術を搭載した1000台以上のEVスクールバスとラストマイル配送車両が、北米全域の学校や企業に販売されている。

プロテラの革新的なバッテリーは、米国で設計・製造されている。業界トップクラスのエネルギー密度、耐久性、性能、安全システムを持つ。これにより、プロテラのEV向けバッテリーは、商用車や産業機器にとって最適な選択肢となっているという。

プロテラは、ゼロエミッション商用車向けにヘビーデューティ・バッテリー・システムの設計・製造を手掛ける。厳格な米国独自のテストを行い、バッテリーを生産している。

ダイムラー・トラック傘下のThomas Built BusesのEVスクールバス《photo by Thomas Built Buses》