サムライクルーザー《写真提供 サムライクルーザープレスルーム》

トヨタ『ランドクルーザー40』でオーストラリア大陸を横断する「サムライクルーザー」プロジェクトがまもなく本格始動する。

同プロジェクトは流通加工・作業請負などを事業展開するシンオー(横浜市金沢区)が、次世代の担う人材育成を目的とした冒険企画だ。40年以上前のランドクルーザー40を改造した「サムライクルーザー」2台で、社員とその子ども総勢9名がオーストラリア大陸を横断。日常生活では感じることができない世界を体験し、未来を担う人材により多くの経験を積んでもらう。

プロジェクトは当初、2022年12月にスタートする予定だったが、参加予定の子どもたちの学校・学業行事を優先としたスケジュール調整、車両の万全なスペアーパーツ確保、ATAカルネの申請・取得などで、約半年、出発が先延ばしとなっていた。

様々な手続きを経て、2台のサムライクルーザーは3月21日、横浜港を出航。5月1日にオーストラリア・シドニーに到着する予定だ。到着後、車両整備・書類関連が整い次第、5月中旬よりオーストラリア大陸横断の冒険に出発する。ルートはメルボルンをスタートし、まずはタスマニア島に渡る。再度メルボルンに戻り、西の都市パースを目指す。そこから内陸の壮大な砂漠地帯を走行しアリススプリングスへ移動。内陸より南下しスタート地点メルボルンがゴールとなる。

同社では走行距離2万km超、2か月にわたるオーバーランドの情報をインスタグラムやYou Tubeを通じて随時発信していく。

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