MINI ハッチバックEV(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

フルエレクトリック(BEV)モデルが導入される次期型MINIハッチバックは、ボディ形状こそ現行型から大きく逸脱することがないものの、ディティールが大刷新される。ロサンゼルス・ダウンタウンでカタログ/ビデオ撮影中をスクープしたプロトタイプは、カモフラージュひとつないフルヌード姿だ。よりシンプルに、スッキリとした造形は『ホンダe』を思わせる。

MINIの顔である楕円形ヘッドライトは大型化され、その内部には、水平のデュアルLEDバーが配置されている。ボンネットフード、サイドウインドウの処理、ドアからリアフェンダーにかけてのキャラクターラインなど、あらゆるディティールが刷新されているのがわかる。

より変化が大きいのはリアエンドだ。新しいLEDテールライトは2つの三角形を組み合わせた独特の形状で、おそらくライトとブレーキが作動した時にユニオンジャックが表示される仕組みになっていると思われる。テールライトをつなぐブラックのガーニッシュにグレード名が表記されているのも新しい。この車両は「COOPER S」のようだ。マフラーが存在しないのは、このモデルがEVであることの証明だ。

MINI ハッチバックEVは、BMWと中国・長城汽車が共同開発した全く新しいプラットフォームを採用。異なるバッテリーパックを搭載した2タイプのEVが提供されるという。それが今回スクープしたハッチバックと、コンパクトSUVの『クロスオーバー(海外名:カントリーマン)』だ。エントリーモデルは40kWh、パフォーマンス重視の「SE」は54kWhのバッテリーパックが搭載される。WLTPテストによる航続は240マイル(402km)で、最高出力は181ps、または215psが提供されるという。

MINI ハッチバックEVのワールドプレミア時期は近づいているとみられるが、2023年後半が有力視されている。

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