メルセデスベンツ EQG プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツが現在開発を進める『Gクラス』のEV版、『EQG』の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が捉えた。今回初めて、そのインテリアを激写することに成功した。

そのコックピットには、ドライバー側からセンタースタックまで広がるワイドなデジタルディスプレイが搭載されている。新設計のフラットボトムステアリングホイールなど、ベースとなるGクラスと非常に似たレイアウトに見える。中央にある丸いエアベントと、ボタンのあるクラスターも一見同じだが、Gクラスがオフロード走行のために3つのロッカースイッチを配置するのに対し、EQGでは「ローレンジ」ボタンと「Gターン」機能を有効にするスイッチが収まっている。

さらに下に移動すると、アナログ時計と周囲のボタンが削除されているなど、Gクラスより洗練されている様子が伺える。

エクステリアは、依然としてデジタルカモフラージュで覆われているが、フロントエンドはコンセプトモデルとは異なり、囲まれたグリルを装着しない可能性もあるという。空気力学的に最適化されたホイール、独自のフェンダーフレアベントも確認できる。

EQGは、独立したフロントサスペンションとリジッドリアアクスルを装備し、4つの電気モーターを搭載。Gターン(ドーナツターン)モード、およびファンが期待するすべてのオフロード機能も搭載されているという。メルセデスベンツは、「巨大な牽引力と制御性を備えている。これは、急な坂道や深い地形でも有利であることを証明している」と語っている。

またオプションでシリコンアノード技術を採用したリチウムイオンバッテリーをメルセデスベンツで初搭載すると発表している。エネルギー密度を20〜40%増加させ、セルレベルで800Wh/l以上を可能にするというもので、同じバッテリースペースに多くのエネルギーを蓄電できるようになり、航続距離が大幅に拡大することが見込まれるという。

現在メルセデスベンツは「EQ」ブランド廃止に向けて動いている可能性が高く、市販時には「EQG」を名乗るか断言出来ないが、そのワールドプレミアは2023年内と予想される。

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