アウトドア特化型ドレスアップ『クロストレック BOOST GEAR コンセプト』。《写真撮影 関口敬文》

1月13日から15日まで開催されたカスタマイズカーのイベント『東京オートサロン2023』。SUBARU(スバル)ブースには、新型SUVの『クロストレック』を、もっとアクティブに愉しむためのドレスアップを施した『クロストレック BOOST GEAR コンセプト』が展示されていた。

この「BOOST GEAR」はSUBARUの最新モデルをベースとしたアクティブギアの名称。「使ってみたい」、「行ってみたい」、「挑戦したい」を後押ししてくれるようなドレスアップパーツとなっているのが特徴。

まず目を引くのが、マットシルバーのボディカラー。そして悪路走破性を高めたマッドタイヤと2×5スポークの17インチホイール&マッドガード。フェンダーにはアームが用意されているため、GoProなどの小型カメラの装着や、ものを引っかけるといったことも可能。リアサイドにはサイクルキャリアが搭載され、2台の自転車をマウントできる。ドアミラーは特殊塗装を施し、走行中の擦り傷を防止。ドアサイドにはプロテクションモールや、ドアアンダーガーニッシュも装着。ドアサイドのプロテクションモールは、マグネットにより開閉が可能で、小物を置くテーブルにもできる。ルーフキャリアやサイドタープを装備しているため、天候に左右されることなくアウトドアライフを楽しめるのもポイント。おもしろい装備として、リアピラー部分には磁石を内蔵したカバーを設定。工具などをくっつけておくといった使い方ができる。

クロストレックの隣には、エントリーSUV『レックス』のBOOST GEARコンセプトも展示。マッドタイヤを装着し走破性を向上。さらにフロント、サイド、リアのボトム部分にはワイルドなアンダーガーニッシュを追加し、アグレッシブなスタイルを実現している。

説明員によると、装備されているパーツは純正オプションで用意されているものもあり、ドアアンダーガーニッシュ(差し色は異なる)、ホイールは純正オプションだ。またタイヤやルーフキャリア、サイドタープなどはすでにほかのメーカーから市販されている。ドアサイドのプロテクションモールやマッドガード、リアピラーカバーなどはワンオフで作られているとのこと。またボディカラーについては、今回の展示車両はラッピングによって製作されているとのことだった。

ちなみにBOOST GEARの差し色となっているターコイズブルーは、旅の守護石と言われているターコイズからとったもので、ユーザーの交通安全を祈る想いも込められている。ワイルドな見た目でアクティブライフにこだわりながらも、ターコイズブルーの想いをかぶせてくるあたりは、走行安全性能にこだわるSUBARUらしい。

とことん使えるタフな車を目指しているBOOST GEARコンセプト。《写真撮影 関口敬文》 サイクルキャリアも装備し、山に行ってマウンテンバイクを楽しんでいるユーザーにはピッタリの仕様。《写真撮影 関口敬文》 ドアアンダーガーニッシュ(差し色は異なる)は純正オプションで用意されている。ドアサイドのプロテクションモールはワンオフで製作したものとのこと。《写真撮影 関口敬文》 ルーフキャリアなどは市販されているものが使われている。《写真撮影 関口敬文》 サイドタープがあれば、雨天時でも作業ができる。《写真撮影 関口敬文》 ドアサイドのプロテクションモールは小物置きにもなる。《写真撮影 関口敬文》 フェンダーにはアームが用意されている。《写真撮影 関口敬文》 フェンダーにアームがあれば、犬のリードを結んでおいたり、スプレーボトルを引っかけたりといった用途に使える。《写真撮影 関口敬文》 リアピラーカバーには磁石が内蔵されているので、ドライバーやレンチをくっつけておくといった使いかたができる。《写真撮影 関口敬文》 レックスのBOOST GEARコンセプトモデルも展示されていた。《写真撮影 関口敬文》 ボトム部分のワイルドなリアアンダーガーニッシュやマッドガードが特徴的。《写真撮影 関口敬文》 レックスに装着されていたホイールは純正アクセサリーのものではなかった。《写真撮影 関口敬文》 BOOST GEARの差し色となっているターコイズブルーは、旅の守護石と言われているターコイズからとったもの。《写真撮影 関口敬文》 SUBARUブース。《写真撮影 関口敬文》