Google「Android Auto」のアップデート版のイメージ《photo by Google》

Google(グーグル)は1月5日、米国ラスベガスで開幕したCES 2023において、「Android」スマートフォンを車載ディスプレイに接続できる「Android Auto」のアップデートを発表した。

新しいデザインでは、目的地へのナビゲート、友人や家族とのコミュニケーション、音楽やポッドキャストの再生という、ドライバーにとって重要な3つの機能が優先された。地図がより見やすくなり、どこに向かっているのかひと目でわかるようになったという。

新しいメディアカードには、お気に入りのアルバムアートをフィーチャーする「Material You」が採用された。新機能の「クイックランチャー」を利用すると、最近使ったアプリにすばやくアクセスできる。

新しいデザインに加えて、車内で最も多く使う機能に、これまで以上に簡単にアクセスすることができるようにした。「Googleアシスタント」は、不在着信のリマインダー、到着時刻のスピーディな共有、音楽やポッドキャストへの即時アクセスなど、スマートな提案を行えるようになった。ディスプレイ上の「ショートカット」によって、メッセージの返信やお気に入りの連絡先への通話が簡単に。さらに、音楽やポッドキャストが検索可能なプログレスバーを導入し、曲やエピソードをスキップできるようにした、としている。

Google Android(CES 2023)《Photo by Alex Wong/Getty Images News/ゲッティイメージズ》 Google Android(CES 2023)《Photo by Alex Wong/Getty Images News/ゲッティイメージズ》