フィアット 500e の「FIATメタバースストア」《photo by Fiat》

フィアット(Fiat)は、2023年1月5日に米国ラスベガスで開幕するCES 2023において、世界初の「メタバース(ネット上に存在する3次元の仮想空間)」を利用したインタラクティブショールーム「FIATメタバースストア」のデモを行う。フィアットが属するステランティスが、12月15日に発表した。

FIATメタバースストアは、没入型でシンプルなブランド体験を実現するのが狙い。マイクロソフトと共同開発され、VR(仮想現実)ヘッドセットや高価なハードウェアを必要としないのが特長だ。

FIATメタバースストアでは、顧客は新車購入の一連のプロセスとして、商談、カスタマイズ、契約まで完了することができる。自宅に居ながら、ショールームの雰囲気を再現できるという。

フィアット車のエキスパート「FIAT Product Genius」が、顧客からのあらゆる質問に答える。まずは、イタリア本国向けの『500e』で開始され、2023年に他のモデルや市場に拡大展開される予定だ。

フィアット 500e の「FIATメタバースストア」《photo by Fiat》 フィアット 500e の「FIATメタバースストア」《photo by Fiat》 フィアット 500e の「FIATメタバースストア」《photo by Fiat》