BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》

BMWは12月1日、ドイツで12月3日に開幕するエッセンモーターショー2022に、『M3ツーリング』(BMW M3 Touring)の「Mパフォーマンスパーツ」装着車を出展すると発表した。

◆カーボンファイバー製のエアロパーツ
Mパフォーマンスパーツは、BMWの純正用品の新シリーズだ。BMWの子会社のBMW M社が、BMW主力モデルのスポーツ性能を引き上げる目的で用意したアイテム群を指す。すでに、BMWの主力車種の多くに、Mパフォーマンスパーツが設定済み。『M3』初のワゴン、M3ツーリングにも、Mパフォーマンスパーツが設定された。

エクステリアは、フロントにカーボン製リップスポイラー、カーボン製エアロフリックを用意した。リアには、Mパフォーマンスのカーボン製ディフューザーとルーフスポイラーを設定する。チタン製サイレンサーシステムには、スポーティなチタン製テールパイプトリムモジュールを組み合わせることができる。Mモデル専用に開発された軽量エキゾーストシステムは、標準装備のものよりも約30%軽量。チタン製のテールパイプは、ノーマル車両とは異なり、センターの4本出しデザインになる。

Mパフォーマンスの「モータースポーツフォイル」で、外装をカスタマイズすることも可能だ。ラッピングには、BMW Mの青、赤、紫の3色が表現されており、車両の形状に合わせてカスタマイズされている。

◆スポーツサスペンションとスポーツブレーキパッド
足元には、Mパフォーマンスの2種類のホイールが用意される。フローズンガンメタルグレーのYスポーク鍛造ホイールは、フロントが19インチ、リアが20インチ。独自のデザインと、高剛性かつ軽量設計により、高速域での空気抵抗を低減するという。

また、フローズンゴールドブロンズ、またはジェットブラックのマット仕上げのクロススポーク鍛造ホイールも設定した。こちらは、フロントが20インチ、リアが21インチサイズとなる。

Mパフォーマンスのスポーツサスペンションは、さまざまなサーキットで開発された。コイルオーバーサスペンションにより、車高を調整できる。スポーツブレーキパッドは、より短い制動距離、より優れた応答特性、高い耐熱性を発揮するという。

◆内装にカーボンとアルカンターラのパーツ
カーボン製インテリアトリムは、マットコーティングされたカーボンにアルカンターラを組み合わせた。複雑なプロセスを経て、手作業で生産される。センターコンソールには、Mパフォーマンスのアルカンターラ製ニーパッドが2個装着できる。

アルカンターラのMパフォーマンスセンターアームレストを装着すると、レーシングカーのコックピットの雰囲気を演出するという。BMW MカラーのステッチとMパフォーマンスのロゴを配した。LEDドアプロジェクターは、「M Performance」またはBMW Mの50周年を記念する「50 Jahre BMW M」のロゴが選択できる。

バックレストカバーは、運転席と助手席をレーシングカーのように仕立てることができる。カーボンファイバー製のヘッドレストトリムは、ポリウレタンラッカー仕上げによる光沢が特長だ。残りの部分のパネルは、アルカンターラでトリミングされており、アルミ製のMパフォーマンスエンブレムが添えられている。

BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》 BMW M3 ツーリング の「Mパフォーマンスパーツ」装着車《photo by BMW》