BMWのエントリークロスオーバーSUV、『X1』改良新型に設定される高性能「Mパフォーマンス」市販型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」が捉えた。ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプはカモフラージュが削ぎ落とされ、最終デザインが見えてきた。
マットグレーにも見えるボディはいかにもスポーティだ。フロントバンパーにはカモフラージュが残るが、大開口のエアインテークが際立つ。またキドニーグリルのアウトラインが見直され、両サイドの膨らみがなくなっているのは今回の改良におけるデザインのポイントだ。
足回りには、大径のツートンホイールに高性能のブレーキシステムを装備。赤と青のキャリパーが装備されているが、生産モデルではBMWのブランドカラーである青が採用されるだろう。
リアエンドにはディフューザーが一体化したエッジの効いたバンパー、そして迫力のクワッドエキゾースト(4本出し)パイプが確認できる。Mパフォーマンスモデルとしてはおそらく初のクワッドシステム採用となるはずだ。ルーフスポイラーは大型化され、整流効果を高めた中央にくぼみを持つデザインとなっている。
キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが期待できるほか、Mステアリングホイールやサポート性の高いシートなどスポーティーな専用トリムも投入されるはずだ。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。兄弟車である『1シリーズ』と『2シリーズ グランクーペ』の「M35i」が306psを発揮することから、同レベルのスペックが予想される。
X1改良新型のMパフォーマンスは、数か月以内にワールドプレミアされる模様だ。グレード名は「M35i」を最有力とする一方、「M40i」も候補に上がっているという。
4本出しがクール!発表間近、BMW X1「Mパフォーマンス」最新プロトタイプあらわる
2022年10月30日(日) 08時00分
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