1992年 初代NSX-R(NA1)《写真提供 本田技研工業》

ホンダはピュアスポーツモデル「タイプR」シリーズの発売30周年を記念し、歴代タイプR展示イベントやオーナーズパレードなど、各種イベントを実施する。

タイプRシリーズは、走りへの情熱を表現する四輪ピュアスポーツモデル。初代である『NSX-R』の発売から11月27日に30周年を迎える。ホンダでは、タイプR発売30周年を迎えるその日に向けて、今後さまざまな記念イベントを展開していく。

タイプR発売30周年記念展示「挑戦の血統」は、第1期(10月21日〜11月2日)をホンダウエルカムプラザ青山(東京都港区)で開催する。初代タイプRとなったNSX-Rをはじめとする5台のタイプRを展示。加えて、タイプRシリーズの歴史をまとめた年表や30周年スペシャルムービー、デジタルウォールでのデザインスケッチの紹介を通じ、タイプRシリーズが紡ぎ続けている「挑戦の血統」を表現する。

第2期(11月4日〜2023年1月16日)はホンダコレクションホール(モビリティリゾートもてぎ内)で開催する。1階エントランスホールでは、タイプRシリーズ「挑戦の血統」の源流である1965年のF1マシン『RA272』と5モデルのタイプRを展示。日の丸カラーのRA272と、専用ボディカラー「チャンピオンシップホワイト」と真紅のホンダエンブレムが施されたタイプRたちが、受け継がれる「挑戦の血統」を体現する。また、2階北棟では英国生産で日本でも販売された4世代のタイプRを展示。海外専売モデルについてのパネル説明とあわせて、グローバルに展開された機種について紹介する。

タイプR発売30周年の記念日となる11月27日には、ファンイベント「ホンダ・レーシング サンクスデー」のコンテンツのひとつとして、タイプRオーナーが愛車で参加できるオーナーズパレードをモビリティリゾートもてぎで開催する。パレードには、オラクル・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ所属のF1ドライバーも参加。参加方法については詳細が決まり次第、公式サイトにてアナウンスする。

また、同日に決勝レースが行われる「スーパー耐久シリーズ第7戦では、ホンダ従業員有志が活動する自己啓発チーム「ホンダR&Dチャレンジ」が、新型『シビック タイプR』で参戦を開始。タイプRシリーズが発売30周年を迎える記念すべき日に新たな挑戦に踏み出す。

2022年 6代目シビック タイプR(FL5)《写真提供 本田技研工業》 1995年 初代インテグラ タイプR(DC2)《写真提供 本田技研工業》 1995年 初代インテグラ タイプR(DB8)《写真提供 本田技研工業》 1997年 初代シビック タイプR(EK9)《写真提供 本田技研工業》 1998年 アコード タイプR (欧州専売モデル)《写真提供 本田技研工業》 2001年 2代目インテグラ タイプR(DC5)《写真提供 本田技研工業》 2001年 2代目シビック タイプR(EP3)《写真提供 本田技研工業》 2002年 2代目 NSX-R(NA2)《写真提供 本田技研工業》 2007年 3代目シビック タイプR(FD2)《写真提供 本田技研工業》 2009年 シビック タイプR ユーロ(FN2)※欧州向け3代目シビック タイプR。現地では2007年に発売《写真提供 本田技研工業》 2015年 4代目シビック タイプR(FK2)《写真提供 本田技研工業》 2017年 5代目シビック タイプR(FK8)《写真提供 本田技研工業》 タイプR 30th アニバーサリー(ロゴ)《写真提供 本田技研工業》