ヤリス ハイブリッドG《写真提供 トヨタ自動車》

トヨタ自動車は10月6日、『ヤリス』のハイブリッドシステムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2019年12月11日〜2020年9月16日に製造された3万7674台。

対象車両は、ハイブリッドシステムの制御プログラムが不適切であることが判明。急加速等でトランスアクスルのインプットダンパに一時的な滑りが生じて警告灯が点灯した際、フェールセーフモードに移行できず、ハイブリッドシステムが停止するおそれがある。

トヨタでは改善措置として、全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

改善箇所《図版提供 国土交通省》