マツダ CX-60《写真撮影 雪岡直樹》

横浜ゴムは、マツダの新型クロスオーバーSUV『CX-60』の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V61」と「GEOLANDAR X-CV」の納入を開始した。

CX-60は優れた環境・安全性能を備えながら、一般道走行から高速道路を使った長距離ドライブまで、余裕をもって運転を愉しめる2列シートのミッドサイズSUV。自然と調和する日本人の感性を活かしたタフさと緻密さを、その骨格や空間構成から表現している。

ADVAN V61は横浜ゴムの最高峰ブランド「ADVANシリーズ」の高性能タイヤ。CX-60でも追求している人馬一体のような高いハンドリング性能と快適な乗り心地、高い静粛性能を兼ね備えている。また、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能、ウェットグリップ性能を高い次元で両立させながら、背反する転がり抵抗の低減も実現している。

GEOLANDAR X-CVは高速性能と運動性能を重視した高性能クロスオーバーSUV向けに開発された「M+S(マッド&スノー)」規格の新次元ハイウェイテレーンタイヤ。高いハンドリング性能と快適な乗り心地に加え、悪路走破性の両立を実現している。

両タイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造を車両特性に合わせた専用チューニングとしたほか、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列とした。

装着サイズはADVAN V61が235/60R18 103Vと235/60R18 107Vの2サイズ、GEOLANDAR X-CVは235/60R18 103H。

ADVAN V61 / マツダ CX-60《写真撮影 雪岡直樹》 ADVAN V61《写真提供 横浜ゴム》 GEOLANDAR X-CV《写真提供 横浜ゴム》 「HAICoLab」の概念図《図版提供 横浜ゴム》