ランドローバー レンジローバー スポーツ SVR プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

『レンジローバー スポーツ』の新型が発表され約1か月。早くも頂点に君臨する「SVR」の開発が進められている様子を、スクープサイト「Spyder7」がキャッチした。「SVR」は、ランドローバーの「スペシャルビークルオペレーションズ」によって手がけられるハイパフォーマンスとラグジュアリーを高次元で両立したブランドだ。

今回撮影した最新のプロトタイプは、カモフラージュが削ぎ落とされ、ディティールが見えてきている。大型のコーナーエアインテークが露出したフロントマスクは凄みを感じさせるものだ。新設計のグリル、LEDデイタイムランニングライトを装備しているほか、蜂の巣のような新ハニカムメッシュパターンのインテークも見てとれる。

また足回りでは、初めて23インチホイールを装着。側面ではより深いサイドシル、後部では刷新されたルーフスポイラー、新設計されたリアゲート開口部やディフューザーが確認できる。LEDテールライトはプレースホルダー(ダミーコンポーネント)だろう。

SVRは、ベースとなるレンジローバー スポーツ同様「MLA-Flex」プラットフォームを採用する。このアーキテクチャは、より大きく、豪華な次世代型のレンジローバーと共通するもので、エンジン、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、さらにはピュアEVにも対応する。

SVRに搭載されるエンジンは、BMW『X5M』から譲り受けるBMW製の4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンとなるだろう。最高出力615ps、最大トルク750Nmを発揮すると予想されるが、『M5 CS』の635psに迫るとも噂されている。高速シフトのオートマチックトランスミッションと全輪駆動が組み合わされ、4.5秒未満で100km/hに達し、最高速度は280km/h(電子制御)のパフォーマンスを持つ。

レンジローバー スポーツSVR 新型のワールドプレミアは、2022年内と予想される。

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