若桜鉄道の3代目「隼ラッピング列車」。《写真提供 若桜鉄道、八頭町、若桜町、京都鉄道博物館、スズキ》

京都鉄道博物館(京都市下京区)は、7月1日から若桜鉄道の「隼ラッピング列車」を特別展示する。

このラッピング列車は、若桜鉄道にある隼駅(鳥取県八頭町)がSUZUKI製の大型バイク『隼(ハヤブサ)』のライダーたちが集まる聖地のような存在になっていることから、町おこしの一環として2016年3月から運行を開始した。

今回の展示はSUZUKIとのコラボレーション企画で、2019年4月に登場したWT3300形をラッピングした第3弾を展示。初日の7月1日は11〜12時に入線シーン、7月2・3・9・10日は10〜16時に車内、最終日の7月18日はクロージングセレモニーとして15時〜15時30分に扇形車庫から出線するシーンもそれぞれ公開する。

また、ラッピング車にちなんで各日10時〜(7月1日は15時〜)に3世代の『隼』を展示する。

なお、展示箇所は7月15日までが本館1階「車両のしくみ/車両工場」、7月16〜18日が扇形車庫エリアとなる。

3世代が京都鉄博に集合するSUZUKIの『隼』。写真は2021年に登場した3代目の『隼』。《写真撮影 土屋勇人》