GRカローラ モリゾウエディション《写真撮影 雪岡直樹》

GRスポーツの最新作のトヨタ『GRカローラRZ』。さらに「GRカローラ・モリゾウエディション」が、スーパー耐久24時間レースが行われた富士スピードウェイのイベント広場に展示された。5ドアハッチバックながら2シーターという作りが注目されていた。

ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』が行われた富士スピードウェイ。水素エンジンを積むORC ROOKIE GR Corolla H2 concept、いわゆる「水素カローラ」がトラブルやクラッシュなどを乗り越えて282周を走り、完走した。

水素カローラは今回からエアロがガラッと変わり、「GRカローラ」のバンパーやボンネットに交換された。これは、6月1日にGRカローラが発表されたのを受けての変更となった。

マットスティール(限定色)が迫力あるボディをより精悍に見せ、フロントバンパーはセンター部に大きなグリル、左右にエアダクトを備え、ワイドフェンダーにはエアアウトレットが装備されている。サイドガーニッシュにはGR-FOURのデザインが施され、高性能AWDシステムを備えるのをアピールする。リアのブリスターフェンダーの膨らみも大きく、ベースとなるカローラスポーツからフロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化しておりそのサイズには驚きを覚える。

車内に目を向けると5ドアハッチバックスタイルながら、モリゾウエディションは2シーターとなり、本来リアシートがある部分にはフラットな荷室が広がる。リヤシートを撤去したことで約30kgの軽量化を実現した。

1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンは224kW(304PS)、400N・m(40.8kgf・m)を発生し、モータースポーツでの使用も想定していると思われる。リヤシートが撤去された部分にはブレースが装備されており、タイヤを積んだ時にも活用できそうな雰囲気だ。

そんなGRカローラのエアロが水素カローラにも装備された。24時間レースでもトヨタGAZOOレーシングの佐藤恒治プレジデントによるラウンドテーブルが行われ、「6月1日にGRカローラが発表になったので、水素カローラも意匠を変更しました」と説明した。

さらにレースに参戦する水素カローラで、GRカローラRZとモリゾウエディションに使用しているパーツ開発を行っており、いくつものパーツがモータースポーツを起点にした車作りが実現していることも明らかにされた。

またイベント広場にはGRスープラのMT仕様のプロトタイプも展示されていた。

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