スズキ 新型セレリオ(参考画像)《写真提供 スズキ》

スズキのインド四輪子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ)および二輪子会社スズキモーターサイクルインディア社(SMIPL)は5月13日、四輪車および二輪車の新工場建設に向け、インド・ハリヤナ州カルコダの土地売買について、同州と合意したと発表した。

スズキは現在、ハリヤナ州にあるマルチ・スズキのグルガオン工場およびマネサール工場、グジャラート州にあるスズキ・モーター・グジャラート社で四輪車を生産。また、二輪車はハリヤナ州にあるSMIPLで生産している。2021年度のインドでの生産実績は四輪車約166万台、二輪車約75万台。今回の両社による土地購入は、インド自動車市場の成長にあわせて生産能力を増強するという方針に沿ったもの。

ハリヤナ州カルコダには約324万平米の四輪工場と約40万平米の二輪工場を建設する予定だ。約1100億ルピー(約1800億円)を投資し、四輪工場を新設し、2025年より稼働を開始。初年度25万台の生産を計画している。二輪工場については現在検討中。

インドの新型ハヤブサ組立ライン(参考画像)《写真提供 スズキ》