北京モーターショー2020《Photo by Liu Jiahao/VCG via Getty Images/ゲッティイメージズ》

大声を出さなかったり、マスクを着けているとはいえ、大勢の人で賑わうお花見会場や有観客となったプロ野球などのスポーツ観戦の実況中継を見ていると、新型コロナの感染者が再び拡大するのではないかとつい気を揉んでしまう。

全国の新規感染者数も、首都圏、関西圏、中京圏などは増加傾向でリバウンドの可能性が高まるなど、5月の連休明けには「第7波」が襲来するという医療専門家の予測もある。

そんな中で、都市封鎖など感染対策の強化を徹底しているのは中国である。4月21日に開幕する予定だった北京国際自動車ショーも延期することを決めたという。主催者が中国国内で新型コロナの感染拡大が続いていることなどを理由に発表したもので、きのう(3日付け)の日経なども取り上げていた。

それによると、主催者は国内外の自動車メーカーにも延期を通知したほか、延期による開催時期は公表していないが、複数のメーカーによると、「3カ月またはそれ以上の延期になりそうだ」との声が多いとも伝えている。

中国最大級のイベントの国際自動車ショーは、北京と上海で毎年交互に開かれているが、今年は北京で4月21日から30日まで開かれる予定だった。2020年の北京自動車ショーもコロナの流行による延期で、9月下旬から10月初旬に開かれており、北京開催としては2回連続で「延期」することになる。それにしても3週間前に突如「延期」の発表では、戸惑う出展企業も少なくないだろう。

2022年4月4日付

●内閣支持横ばい59%、発足半年5割超維持、本社世論調査(読売・1面)

●原油高対策経産相「早急に」ガソリン補助今月末に期限(読売・2面)

●道路損傷アプリで通報、都内で本格導入(毎日・23面)

●東証地盤沈下脱却へ、きょう新設3市場スタート(東京・3面)

●「新横浜」直通へ、相鉄 - 東急来年3月乗り入れ(東京・26面)

●社説、パナソニックは停滞から抜け出せるか(日経・2面)

●テスラ襲う資源高、アルミなど高騰インフレ響く、販売好調も価格戦略に影(日経・5面)

北京モーターショー2020《Photo by VCG/VCG via Getty Images/ゲッティイメージズ》 北京モーターショー2020《Photo by Chen Xiaogen/VCG via Getty Images)/ゲッティイメージズ》