ジャパンインターナショナルボートショー2022 スズキブース《写真撮影 小松哲也》

スズキは3月31日にパシフィコ横浜などで開幕したジャパンインターナショナルボートショー2022で、マイクロプラスチック回収装置を搭載した船外機のカットモデルを一般公開した。

スズキは2020年10月に世界初となる船外機に取り付け可能なマイクロプラスチック回収装置を開発したことを発表している。船外機が大量の水をくみ上げてエンジンを冷却し、その後再びその水を戻して走行している構造を活用し、その戻り水用のホースにフィルターを取り付けることでマイクロプラスチックを回収するという仕組み。

スズキでは『DF140BG』など100〜140馬力クラスの船外機3機種を対象にマイクロプラスチック回収装置を7月から標準搭載する予定。スズキブースではマイクロプラスチック回収装置搭載の船外機カットモデルに加えて、実際に船外機を10時間作動させて回収したマイクロプラスチックや砂も公開。

さらにスズキが2020年から推進している海洋マイクロプラスチック問題への取り組みである『スズキ・クリーンオーシャンプロジェクト』も紹介しているほか、スタイリングを一新するとともに耐久性も高めた船外機の新製品『DF115B』、『DF100C』なども展示している。

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