
2022年夏以降に発売予定の新型ヤマハ『TMAX』が、「東京モーターサイクルショー2022」に展示された。TMAXは発売から21年目を迎えるロングセラーモデルで、スクータータイプながらスポーティなエンジンを搭載しワインディングも楽しめる大人のスポーツモデルだ。
新型となる2022年モデルは「Maximize the Moment」をコンセプトに開発。TMAXらしいスポーティさを受け継ぎながら、一回りコンパクトなスタイリングに刷新されている。
エンジンはユーロ5に適合したパワフルな2気筒560ccを搭載。トランスミッションはCVTを組み合わせる。10本スポークの軽量「スピンフォージドホイール」と新タイヤの採用、サスペンションセッティング変更により走行性能を高めた。
走行性能に調和させた新ライディングポジションや、ボタンプッシュで3段階調整(±15mm)可能なアジャスト式バックレスト、同社初の電動タンクキャップなどエルゴノミクスに配慮した新しい機能・装備、整数倍音に着目したサウンドチューニングなど、ブラッシュアップを図っている。
さらに「TMAX Tech MAX」では、TMAXをベースに、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップウォーマー、メインシートヒーター、調整機能付きリアサスペンションなど上級装備を多数搭載。ヤマハは「常に最高の仕様を必要とする最も要求の厳しいユーザーを満足させる、究極のヤマハスポーツスクーターだ」とアピールする。




















