VWコンビのカスタムカーはひとつの定番ジャンルだが、おなじ商用車であるベッドフォード『CA』のキャンピングカーを東京オートサロン2022で発見した。ベッドフォードは英ボクソールの商用部門となる子会社。
1968年から69年の1年間しか製造されていない希少モデルをレストアして、さらにキャンピングカーとしてカスタマイズしたものだ。もちろん稼働する。手掛けたのはドアモービルというベッドフォードやフォルクスワーゲンのキャンピングカーに定評があるコーチビルダーだ。
なるべく当時の部品を生かす方向でレストアされているので、板金などは極力オリジナルを補修する方向で作られている。カラーリングも上品にまとめられているが、程よいクラシック感がなんともいえない。ルーフにテントを増設しベッドスペースを確保しているが、シートが回転、フラット化できるので下のスペースでも寝ることができる。
1500cc、3速コラムシフトだが、もとが商用車ということでつくりは頑丈だ。いまでも高速で80km/h巡航は不可能ではないという。また、オーナーが大事にしていたらしく当時のマニュアルも残っている。
1968年製ベッドフォードCAをキャンピングカーにする…東京オートサロン2022
2022年01月20日(木) 20時00分
関連ニュース
- ホンダ『グロム』のレース車両、HRCが手掛ける胸躍る走り…東京オートサロン2024 (03月04日 18時15分)
- STIの調律、走りに愉しさと悦びを…東京オートサロン2024 (03月04日 12時30分)
- 日産『GT-R NISMO』はコーナリング性能を追及したロードバージョン…東京オートサロン2024 (03月03日 10時30分)
- スカイラインGTの集大成「スカイラインNISMO」とは…東京オートサロン2024 (03月02日 10時30分)
- GT300クラス王座奪還へ、スバル『BRZ』の挑戦…東京オートサロン2024 (03月01日 12時30分)