ベントレーの主要モデル《Photo by Bentley 》

ベントレー(Bentley)は1月6日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、9年連続で1万台を超えて、過去最高の1万4659台。前年比は31%増とプラスを維持した。

市場別実績では、最大市場の南北アメリカが、前年比39%増の4212台と引き続き増加した。ベントレーの世界販売のうち、29%が同市場で販売されたことになる。

中国は第2位で、4033台を販売した。前年比は40%増と、2年連続で前年実績を上回った。3位の欧州は、前年比15%増の2520台と、2年ぶりのプラス。地元の英国も、14%増の1328台と回復している。

中東は、前年比24%増の915台と、3年ぶりのプラス。アジア太平洋地域は、前年比37%増の1651台と2年連続で前年実績を上回った。

車種別では、全販売台数の40%をSUVの『ベンテイガ』が占めた。ベンテイガは、5台に1台がプラグインハイブリッド車(PHV)だった。グランドツアラーの『コンチネンタルGT』は全体の33%。その内訳はクーペが6割、コンバーチブルが4割だった。『フライングスパー』は全体の27%を占めている。

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