日産、SUPER GT参戦車両《写真提供 日産自動車》

日産自動車とニスモは11月17日、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両を2022年シーズンより変更すると発表した。

R35型の『NISSAN GT-R』をベースとしたGT500仕様車での参戦は、11月28日に富士スピードウェイで開催される2021年シーズン最終戦をもって終了。なお、2022年シーズンの参戦車両については、後日発表する予定だ。

ニスモが設計・開発し、2008年に参戦を開始したGT500仕様のNISSAN GT-Rはデビューシーズンには9戦7勝を挙げ、14シーズンで優勝は通算41回。GT500クラスに参戦した車両の中で、歴代最多となる優勝記録を持つ。

なお、今回の変更は、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両のみが対象。GT300クラスに参戦しているFIA GT3仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3については、2022年以降も車両、部品の供給及び技術サポートを継続して実施していく。また、市販モデルのNISSAN GT-Rは、今後も生産、販売を続ける。