ボルボV40(2015年)《写真提供 ボルボ・カー・ジャパン》

ボルボ・カー・ジャパンは11月16日、『V40』と『V40クロスカントリー』のキャップレス給油口に不具合があるとして国土交通省に再度リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2015年6月16日から2019年1月8日に輸入された1万5345台。

キャップレス給油口の防水設計が不適切なため、大雨等により燃料装置内部へ雨水が浸入することがある。そのため、燃料装置が腐食し、走行中エンストやエンジン始動不良、または燃料漏れに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、キャップレス給油口にへウォーターカバーを取り付け、雨水の侵入を防止する。また既に燃料装置への雨水が混入していないか、フューエルフィルターを点検。燃料装置へ雨水の混入や腐食がある場合は、該当部品を交換する。

国内において不具合は129件発生、事故は起きていない。市場からの品質情報により発見した。

なお、キャップレス給油口のリコールはすでに2017年7月3日に届け出ているが、改善措置の内容が不十分だったため、再度届出する。

改善箇所《写真提供 国土交通省》 対象車両《写真提供 国土交通省》