日産 SAKURA(仮)市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

日産と三菱が共同開発を進める軽自動車EV『IMk』の市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。この軽EV、車名は『SAKURA(サクラ)』が有力候補とされている。

米国で捉えた右ハンドル仕様のプロトタイプは、全体的にカモフラージュは厳重だが、スリムなヘッドライト、L字型のLEDテールライト、グリルやエアインテーク形状に至るまで、2019年に公開されたIMkコンセプトに近いデザインであることが確認できる。またCピラー後部が偽装されており、ガラスエリアになる可能性がありそうだ。


IMkコンセプトのサイズは、全長3434mm、全幅1512mm、全高1644mmだったが、市販型では軽自動車の規格(全長3400mm、全幅14800mm、全高2000mm以下)に合わせ、全長3395mm、全幅1475mm、全高1655mmに新設計されると予想される。このため、コンセプトカーより若干コンパクトになるだろう。

市販型では、運転支援技術「プロパイロット2.0」の最新バージョンを搭載するほか、スマホで操作可能な「プロパイロットパーキング」、自律でパーキングスペースを見つける「ドライバーレスバレーパーキング」など最先端の安全技術が投入される。


カメラマンによると、窓越しに見えたキャビン内は、スタートボタンとギアセレクターを除いて物理的コントローラーはなく、日産が目指す「カフェやラウンジのようなイメージ」だったという。またナビゲーションなどの運転情報が、プリズムディスプレイを介して空中に表示されるなど、軽自動車として最新技術の投入が期待されている。

バッテリー容量は20kWh、販売価格は200万円程度であることが発表されている。注目の航続距離だが、最大250kmを目指し開発が進められているという。本当に200万円で購入できるなら、コスパが高いEVとなるだろう。

発売は2022年前半とみられ、「SAKURA」が車名の有力候補の1つとなっている。

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