マツダ2 改良新型 (15S サンリットシトラス)《写真撮影 雪岡直樹》

マイナーチェンジですよね? と確認したくなるくらい、クルマが変わりました! マツダは最近年次変更と言いますか、よいものができたらいわゆるマイナーチェンジを待たずに素早く替えるという改革をやっているため、いつ買えばいいかわからないなんて話が聞こえてきたりもしますが、今回はマイナーチェンジとなります。

いちばん変わったのはエンジン。ペダルの踏み込み量に対してリニアに反応するようになったため、出足であれ?と思って踏み込んで結果バタバタするなんていうことがなくなり、思うようにパワーが膨らんでいくようになったため、コントロールしやすくなりました。そしてここはあえて変えてないそうなのですが、いわゆる変速ショック的なものも少なくなったように感じられたんですよね。


さらに、実はここがいちばん驚いたんですけれど、ビックリするくらい静かになったんですよ〜。エンジンフードカバーレスになったんですが、それでも静粛性が以前より高いというのには、かなりビックリさせられました。

ボンネットを開けると、EGRの部品がポンと上に増えているのがわかりますが、当たり前ですがエンジンフードの数倍高い部品なんだそうです。その分でエンジンフードなくしたわけじゃないそうですが、なくても静粛性が高くなったということで、どれくらい変わったか想像いただけますでしょうか?

ちなみに特別仕様車の「サンリットシトラス」というモデルに試乗させていただいたのですが、インテリアのあまりの上質さに感激。このクラスでこの上質感とデザイン性が出せるのは、さすがマツダさんと唸らせられました。



■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト、タレント 「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリスト。テレビのバラエティ番組のMCから、官公庁の委員まで、硬軟幅広く携わっている。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦、現在は全日本ラリー選手権に自らチームを立ち上げチャレンジ中。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)副会長。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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