ルノー カジャー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

ルノーのクロスオーバーSUV『カジャー』次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

初代となる現行型カジャーは2015年のジュネーブモーターショーで初公開。2018年には日本市場にも導入されていた。初代は日産『キャシュカイ』と同じCMF-C/Dプラットフォームを採用したが、次期型でも引き続き基盤を流用。兄弟モデルとなり、いくつかの設計要素やテクノロジーも共有するだろう。

捉えたプロトタイプは、フルカモフラージュのためディテールは不明だが、オーバーハングが短く、全体的に以前よりスポーティな印象だ。フロントエンドはよりワイドなグリルやエアインテーク、バンパー両サイドには垂直エアカーテンも確認できる。

またLEDヘッドライトが高い位置に取り付けられ、メガーヌ「E-Tech」を彷彿させる、より大胆なデザインが予想される。後部では横基調になるであろうLEDテールライトユニット、リフレクターを備え進化したリアエンドが見てとれる。

初めて撮影に成功したキャビン内は、自立型のデジタルインストルメントクラスターと、縦型の巨大インフォテインメントシステムを備えており、後者はドライバーに向かって角度が付けられているのが特徴だ。ただし安価なバージョンでは、より小さい9インチのセンターディスプレイの採用が予想される。

またタッチコントロールを備えているように見える新しいステアリングホイール、スリムな通気孔、新設計のダッシュボードも確認できる。さらに金属製のトリムや、6速マニュアルシフトを備える新デザインのセンターコンソールも見てとれる。

プラットフォームをキャシュカイと共有することにより、最高出力140ps、最大トルク158Nmを発揮する1.3リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが搭載されるが、最高出力190psを発揮するキャシュカイの「e-POWER」システムがどうなるか要注目だ。

カジャー次期型のデビューは2022年内となるだろう。

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