アルピナ B8グランクーペ《撮影 雪岡直樹》

アルピナは29日、都内で新型『B8グランクーペ』の発表会を行なった。最大出力621ps、最大トルク81.6kgmを発揮するエンジンを搭載し、エレガントな内外装を持つことで、ファーストクラスの快適性と“戦闘機の性能”とを併せ持つという。

2020-2021カー・オブ・ザ・イヤーでパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した『アルピナB3』も国内販売も好調となっているなか、日本国内に向けてさらに上位車種であるB8グランクーペをお披露目した。

世界最高水準のパフォーマンスとダイナミクス、快適性を追求したインテリアを併せ持つB8グランクーペは、アルピナを国内で扱うニコルオートモビルズ社長のミハエル・ヴィット氏のプレゼンテーションによれば、ファーストクラスの快適性と戦闘機のような俊敏性を併せ持つという。

エンジンは4.4リッターV型8気筒エンジンを搭載し、457kW(621ps)の最高出力を発揮。800Nm(81.6kgm)の最大トルクを2000回転の低回転域で発生させる。このパワーとトルクを持つことで、0-100km/hの加速は3.4秒、巡航最高速度は324km/hとなる。この巡航最高速度とは、この速度で快適にステアリング操作が行える速度だという。

エクステリアは、ベース車両のBMW『8シリーズ・グランクーペ』の流れるようなボディラインを生かし、エレガントなデザインを見せる。フロント部分にはオリジナルのリップスポイラーを装備することで空力的に最適化が施される。リヤにもボディラインを崩さないように配慮された控えめなスポイラーが装着される。
またリヤにはスポーティーなディフューザー・インサートを備え、左右にアルピナらしいV8サウンドを奏でる、オーバル4本出しのマフラーを装備することで、アルピナを象徴するようなリヤビューも演出している。

またアルピナの伝統的な20本スポークデザインのホイールを採用し、フロント245/35ZR21、リヤ285/30ZR21のタイヤを装備する。

インテリアは8シリーズならではのラグジュアリーで上質な仕上がりをみせる。レーザー刻印でアルピナ・エンブレムをあしらったクリスタル仕様のiDriveコントローラーや、高品質で天然のラヴァリナ・レザーを用いたステアリングホイール。展示車ではバイカラーが施されたレザーシートや内装などが装備される。

2021年9月29日より国内において販売が開始され、希望小売価格(10%の消費税込み車両本体価格)は左ハンドル仕様が2557万円、右ハンドル仕様が2602万円となる。

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