豊田合成は、車の軽量化に寄与する「新構造カットオフバルブ」を開発。同製品はトヨタ自動車の新型『ランドクルーザー』(中東地域などの一部仕様)に搭載されている。
カットオフバルブは燃料タンクを構成する樹脂部品。タンク内の温度が高まり気化したガソリンを排出することで、気圧の上昇を防ぐ。特に気温の高い中東地域や気圧の低い山岳部では、ガソリンが気化しやすいため、高い通気性能が必要となる。
今回開発したカットオフバルブは、構造の工夫により通気性能を高めることで、車両に複数使用されている搭載数を削減。燃料タンク全体としての軽量化に貢献している。このカットオフバルブは、車両の環境性能向上に寄与したことが評価され、トヨタ自動車から新型ランドクルーザーの技術開発の部で「プロジェクト表彰」を受賞した。
【トヨタ ランドクルーザー 新型】豊田合成、新構造の燃料タンク部品を開発
2021年09月01日(水) 06時30分
関連ニュース
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も (04月18日 20時00分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)