ダイハツ・タント《写真提供 ダイハツ工業》

全国軽自動車協会連合会は7月1日、2021年上半期(1〜6月)の軽自動車新車販売台数(速報)を発表。前年同期比16.7%増の94万2708台で2年ぶりのプラスとなった。

軽自動車の新車販売台数はコロナ禍の影響で2020年上半期に同20.6%減の80万8081台と大幅減。2021年上半期にやや回復を見せたものの、コロナ禍前の2019年上半期と比較すると7.4%減。完全な回復にはもう一息だ。

車種別では乗用車が同16.7%増の73万2093台で3年ぶりのプラス、貨物車は同16.7%増の21万0615台で2年ぶりのプラスとなった。貨物車のうち、ボンネットバンは同8.6%減の1万7538台で2年連続のマイナス。キャブオーバーバンは同19.7%増の9万5798台で3年ぶりのプラス、トラックは同19.7%増の9万7279台で2年ぶりのプラスとなった。

全ブランドがマイナスとなった2020年上半期から一転。2021年上半期は全ブランドがプラス。その中で、ダイハツが同23.3%増の29万7448台を販売し、15年連続のトップとなった。

◆2021年上半期 軽自動車新車販売台数ブランド別ランキング

1位:ダイハツ 29万7448台(23.3%増・2年ぶり増)
2位:スズキ 28万7482台(19.3%増・2年ぶり増)
3位:ホンダ 18万1153台(11.5%増・2年ぶり増)
4位:日産 10万3798台(4.6%増・2年ぶり増)
5位:三菱 2万4432台(4.4%増・2年ぶり増)
6位:トヨタ 1万9529台(40.7%増・2年ぶり増)
7位:マツダ 1万7631台(7.5%増・4年ぶり増)
8位:スバル 1万1202台(7.7%増・4年ぶり増)

スズキ・スペーシア《写真提供 スズキ》