テスラ・モデルS 改良新型《photo by Tesla》

テスラのイーロン・マスクCEOは6月7日、改良新型『モデルS』(Tesla Model S)の頂点に立つ高性能グレードとして計画されていた「プラッド+」の設定を中止すると発表した。

改良新型には最強グレードとして、プラッド+と「プラッド」が設定される予定だった。両プレイドは、3モーターを搭載するのが特長で、3個のモーターは、合計で1100hpのパワーを引き出す。この強大なパワーが4輪に伝達されるAWDとなる。

0〜96km/h加速はプラッドが2秒以内、プラッド+はさらに速いと見られていた。1回の充電での航続は、プラッドがおよそ627km、プレイド+がおよそ837kmを想定していた。

マスクCEOは、改良新型モデルSのプラッド+の設定を中止すると発表した。高性能グレードは、プラッドのみとなる。同CEOはその理由について、「プラッドの性能で充分。2秒を切る0〜96km/h加速は量産車世界最速」としている。
0 to 60mph in under 2 secs. Quickest production car ever made of any kind. Has to be felt to be believed.— Elon Musk (@elonmusk) June 6, 2021

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