三菱eKスペース《写真提供 三菱自動車》

三菱自動車は5月27日、『eKスペース』および日産『ルークス』について、アース不良により火災に至るおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2020年3月2日から5月25日に製造された2万3255台。

対象車両は、リチウムイオンバッテリーのアースボルトの車体への取り付けが不適切なため、アース不良となるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、アイドリングストップ後再始動不能またはエンジン停止不能となり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、車体側取り付け部を点検の上、新品アースボルトを取り付ける。

不具合は223件発生、火災事故が3件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。

日産ルークス《写真提供 日産自動車》 改善箇所《図版提供 国土交通省》 対象車両《図版提供 国土交通省》