BMW M2クーペ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWスポーツの伝統を継承する高性能コンパクトFRクーペ、『M2クーペ』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

ニュルブルクリンクへ向かうプロトタイプは、フロントエンドやリアエンド、ドアハンドル、さらにリアクォーターウィンドウの“ホフマイスターキンク”を厳重にカモフラージュしている。しかし、フレア加工されたフェンダー、大径ホイール、攻撃的なトランクリッドスポイラー、Mブルーで塗装されたドリルドブレーキローターとキャリパーを装備しているほか、『M3セダン』や『M4クーペ』とよく似た円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされていることがわかる。


パワートレインは、M3セダン、およびM4クーペに搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンが予想される。直列6気筒のS58エンジンは最高出力480ps、最大トルク550Nmを発揮するが、M2クーペでは420ps程度と予想される。

BMWのコンパクトモデルはFF(前輪駆動)ベースに変更されているが、2シリーズクーペだけは例外でFR(後輪駆動)を踏襲。オプションで全輪駆動のxDriveも用意される。トランスミッションは、デュアルクラッチオートトランスミッションに加えて6速MTも設定されるだろう。

BWMは新型2シリーズクーペを年末までに発表予定。M2クーペは2022年内と予想される。市販型ではM3セダン/M4クーペの巨大グリルを採用するのは間違いない。またコンバーチブルやEVバージョン設定の可能性など興味が尽きない。

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