GORDON MILLER(ゴードン ミラー)…ジャパンキャンピングカーショー2021《写真撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》

オリジナルカーやウェア、ガレージツール、アウトドアギアなどを手がける「GORDON MILLER」(ゴードンミラー)は、ジャパンキャンピングカーショー2021(幕張メッセ、4月2〜4日開催)で、オリジナルカー4台を展示。「30代女性がじっくりみていく」という。

今回、ゴードンミラーが展示したオリジナルカーは、ゴードンミラーモータースがラインナップする『GMLVAN V-01』『GMLVAN C-01』と、journal standard Furniture(ジャーナルスタンダード ファニチャー)とのコラボモデル『GMLVAN V-01JSF』『GMLVAN C-01JSF』。

トヨタ『ハイエース』ベースのGMLVAN V-01と、日産『NV200バネット』ベースのGMLVAN C-01は、ゴードンミラーがこれまで描いてきた「こだわりのガレージ」の世界観を、そのままキャンピングカーに詰め込んだモデル。

両モデルに共通する、最大の特徴は、「削ぎ落とされたソリッドな車内空間」。天然木に囲まれた温もりのある車内は、走行中のドライブモードからベッド・テーブルへとかんたんにチェンジでき、オーナーのスタイルや目的に応じてフレキシブルに変化させられる。

「クオリティを重視するいっぽうで、無駄を排し、シンプルさを追求した唯一無二の車内空間は、質実剛健なガレージライフを反映し、GORDON MILLER の世界観をまさにそのまま車両に落とし込んだ」

ハイエースGMLVAN V-01の室内をみると、アカシアの天然木を使用したフロアが印象的。レイアウトは、リビング・カウチ・ベッド・ラゲッジと、4通りに変化でき、シーンにあわせていろいろレイアウトを変える楽しみがある。

また外観もこだわりが。まず目に飛び込んでくるのが、丸目4灯フェイスのクラシックな顔。前面のほぼすべてのパーツをオリジナルでつくり替え、前から後ろまで側面を横切るブラックのサイドガーニッシュも装備している。

NV200 GMLVAN C-01もアカシアの天然木を使用したフロアで構成。車中泊時のベッドモードでは奥行き184cmという就寝スペースも出現する。さらに、2色展開のボディカラー「オリーブドラブ」「コヨーテ」とも、一般的な全塗装とは異なり、日産の協力のもとで完成したオリジナルカラーを純正と同じ工場のラインで塗装していることから、「見た目の美しさ、耐久性ともに高い水準」という。

いっぽう、ジャーナルスタンダードファニチャーとのコラボモデル、GMLVAN V-01JSFとGMLVAN C-01JSFは、ジャーナルスタンダードスタイルを感じるおしゃれなリビングルームをそのまま持ち込んだような室内に。

木材はジャーナルスタンダード ファニチャーの家具にも多く用いられるオークに変更。シートカバーはACME Furnitureオリジナル生地「AC-08」を使って、おしゃれなリビングの雰囲気に。

こうしたおしゃれ系コラボモデルに女性来場者やカップルが注目するかと思いきや、会場ではスパルタンなベースモデル GMLVAN V-01やGMLVAN C-01をじっくりみる来場者の姿があった。

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