BMW アルピナ XB7《撮影 雪岡直樹》

ドイツ、アルピナ社日本総代理店のニコルオートモビルズ合同会社は25日、東京都内で満開の桜が咲き誇るなか、BMWアルピナ『XB7』の発表を行った。日本導入は2021年春を予定している。

ドイツBMWをベースに独自の車両開発を行うアルピナは、その卓越した動力性能と豪華なインテリアなどで、ラグジュアリー&ハイパフォーマンスを表現している。

2020-2021日本カーオブザイヤーでパフォーマンス・カーを受賞したアルピナ『B3』が受賞したのも記憶に新しい。アルピナ『B5』や『D3 S』、『D5 S』など数々の新型車を矢継ぎ早に導入しているなかで、XB7の発表となった。

登壇したゼネラルマネージャーのミヒャエル・ウイット氏は、カーオブザイヤーのパフォーマンスカー受賞の謝辞を述べた後、数多くの車種を日本に導入していること、また多くの車種でディーゼル車が数多く登録されていることなどアルピナの現状を報告した。

BMW『X7』をベースにアルピナオリジナルの開発が行われ、「すべての旅路をファーストクラスでの冒険へとシフトする」と言うテーマのもと、ラグジュアリーなスポーツ・アクティビティ・ビークルに昇華している。

全長5165×全幅2000×全高1830mm、重量2965kgと言う堂々としたスタイリングを持ち、パワーユニットは4.4リッターV8 BI TURBOエンジンで、457kW(621PS)、800Nm(81.6kgm)を発揮する。そのパフォーマンスは0ー100km/hはわずか4.2秒、巡航最高速度は290km/hを誇る。アルピナのアイコンとも言えるオーバル型4本出しマフラーもそのパフォーマンスを示している。

ホイールはオプションの23インチアルミホイールを装着し、タイヤはフロント285/35 ZR23、リヤ325/30 ZR23と言うサイズを履く。標準では285/45 R21の21インチタイヤとホイールになる。

インテリアは全席ファーストクラスの乗り心地を実現する、上質なメリノレザーのシートが装備される。運転席ではアルピナ・エンブレムがあしらわれたクリスタルフィニッシュのiDriveコントローラーなど、エレガントなしつらえになっている。

今回アンベールされたXB7はアメトリン・メタリックを纏い、満開の桜と共演を果たした。

価格は2498万円(税込)となり、まもなくこの春の発売となる。。

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