遠州鉄道の出向者を受け入れている浜松ロボティクス事業所《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は、遠州鉄道からの出向者の受け入れを3月より開始した。

今回、ヤマハ発動機で受け入れる遠州鉄道の出向者は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が特に大きい運輸事業に従事する乗務員30名。受け入れ先は中国向けサーフェスマウンター(表面実装機)や、産業用ロボットの販売好調などにより増産対応している浜松ロボティクス事業所(浜松市北区)だ。

同社は現在、遠州鉄道以外の企業からも静岡県内の事業所・工場で出向者を受け入れている。今後も社会全体で新型コロナウイルス感染症を乗り切るために、県内外の企業の雇用維持の一助となるよう積極的に出向者の受け入れを行う。

増産中のサーフェスマウンター製造現場《写真提供 ヤマハ発動機》 遠州鉄道《写真提供 写真AC》