三菱 アウトランダー 新型《写真提供 三菱自動車》

三菱自動車工業は2月17日、フルモデルチェンジしたクロスオーバーSUV『アウトランダー』を発表、4月より米国、カナダ、プエルトリコで発売する。

アウトランダーはグローバル市場に展開するクロスオーバーSUVで、三菱自動車によるとこれまで累計約260万台を販売してきた。北米市場では2002年に三菱自動車初のクロスオーバーSUVとして投入し、SUVとしての実用性と機動力、そして環境性能と経済性で3世代にわたって好評だったという。

4代目となる新型アウトランダーは、スタイリング、走行性能、室内空間の3点を特長として、全方位での進化を試みた。

開発意図1:力強く存在感のあるスタイリング……次世代のダイナミックシールド・フロントフェイス、大径20インチタイヤ(グレード別装備)とワイドボディを強調するフェンダー、重厚かつ堂々としたプロポーション

開発意図2:安心・安全な走行性能……新開発プラットフォーム、進化をした電子制御4WDおよびS-AWC(Super-All Wheel Control)によるドライバーの意のままになる走り、様々な路面状況に安心して走行できる新開発のドライブモードセレクター、新開発2.5Lエンジン

開発意図3:上質な室内空間……触感や素材にこだわった上質なインテリア、上質な座り心地を追求した3列7人乗りシート、視認性と操作性に優れる液晶メーターディスプレイ、スマートフォンのワイヤレス充電機能の新採用

三菱自動車の加藤隆雄CEOは新型アウトランダーについて「『威風堂々』を商品コンセプトに、スタイリング、走行性能、上質感を大幅に進化させた。行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというユーザーの想いに応える、頼もしいSUVに仕上げた。新型アウトランダーにより、まず北米市場の販売を活性化させ、グローバルでの成長軌道に繋げたい」とコメントしている。

三菱自動車は米国のAmazonLiveで17日にオンライン発表会を実施した。商品紹介ビデオやカーコンフィギュレーターなど様々なコンテンツを通して新型アウトランダーの魅力を伝える。コンテンツは2021年3月31日までAmazonLiveで視聴できる。

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